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■ 「あなたのニネベは?」 / ヨナ書1:1~17

September 19, 2004

旧約聖書に数ページしかないヨナの物語。一見、ユーモアな子供向けのお話のようです。
しかし、そこには深刻な国と国の力関係、そして神を信じ、神から言葉を授けられた預言者ヨナの苦悩と呻く姿が浮き彫りになって参ります。イエスの言葉にも、ヨナは重要な意味を表す男として語られています。もし、まだお読みでなかったら、是非一度読んでみませんか。既に読まれた方も、もう一度読んで見られてはいかがでしょう。
 


アッシリヤ帝国は小国イスラエルを蹂躙し、民を捕囚として連れ去った国でしたが、その首都がニネベという都市でした。今のイラクに位置します。イスラエルにとってフセイン時代のイラクは敵どころか脅威の対象でしたが、そのイスラエルの預言者とも言うべきヨナが自国を脅かす国の救いのために、神からのメッセージを携えて派遣されようとしていました。
 

 主はヨナに告げました。「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼らの悪がわたしの前に上ってきたからだ。」この言葉の意味は、ニネベの悪はここに極まり、神の裁きをもたらすに十分である、と言うものでした。ヨナにして見れば、のっけの幸い、渡りに舟です。敵の首都を神が滅ぼす、と言われるのですから。彼はこっそりと言うべきか、即座にと言うべきか、正反対のスペイン行きの船に乗ったのです。彼が寝ているうちに、神はニネベを滅ぼすのですから、ヨナが船底でぐっすり寝込んだのも当然でした。
 

しかし、ヨナは神に見込まれた男でした、神に仕え神を礼拝する信仰に生きていたのです。
 主を愛し、主を礼拝していても、自分にとって、又は立場的に見渡して、神に従うことが不利益な場合もあるのです。神は別に私たちの利益を見てはおられません。神が見ておられるのは、その人にとっての利益ではなく、その人のためになることと、誰かの救いのために用いられると言うことです。神の視野に国境とか人種、皮膚の色は映りません。神の目は人々の救いという愛の対象でしかないのです。
 

 神は嵐を送ってヨナの船と船員たちをゆるがし、危機感を与えました。この災いの原因がヨナにあったことを知った船員達は、神に救いを叫びます。以前は神々という偶像しか持たなかった男達は、ヨナが信じる「主」に向かって助けを求めた、と聖書は語ります。なんと言う摂理でしょう。立派な証しではなく、神から逃避行する男の言葉が、船員たちに誠の神を知らしめたのです。今日、弱きになっているクリスチャンがおりましたら、あなたの非力を認めましょう。小さい者でしかないことに感謝しましょう。神はあなたによって、あなたを通して働かれます。あなたという存在が神にとってとても重要であり、大切なのです。  HALLELUJAH!!
 

 

 

 

 

 

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