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■ Because He lives / ローマ人への手紙8:1~14 (2007-06-03)

旧約の律法は何のために与えられたのか?
 誰も守れないものであるなら、その存在の意義は何なのか?
いつもそう感じてしまうのは私だけであろうか。
そこで、私個人としての考えを言葉にしてみた。
 

 「ユダヤ人に与えられた、神からの律法の目的は?」
 人間が律法の前に、自分の弱さに打ちひしがれ、律法の求めるところを一つとしてクリヤー出来ないことを知らされ、神の憐れみと赦しを得ずして生きられないことを知るために。」
であると思う。
 

ローマ人への手紙は読者に向かって、幾度も幾度も罪と信仰、赦しを語る。
しかし、よく読むと何かが見えてきた。それは、めぐみの先行、赦しの先行である。
つまり、私が罪を犯してしまう時点よりはるか先に、赦しが先行している。
このような宗教は他にない。絶対ない。しかし、唯一の神さまはそれをしてくださっている。と、すると、それを知りつつ、喜んで罪を犯す者などいないのである。誰だって普通はそうである。
ここにアガペーが見えて来る。罪人を赦すことより先に、イエスを信じる人には、赦しが先回りしているのだ。神の愛(アガペー)は、我々などが、とても想像できる範囲ではない。
 

 私達はイエスの十字架により、彼と生きる人生はレールの上を走るが如くである。キリストが敷いてくださった祝福のレールを走ってさえいれば良いのである。神の恵みから落ちることなどない。こんな世界がどこにあろう。
 

 創世記のアブラハムの息子のイサクを考えていて、ふと現代の私達クリスチャンに通じるものを見た。イサクは父アブラハムの信仰により、神さまの祝福に浸った人生であった。
イサクに関して、聖書は多くを語らないが、追ってみた。
 

 先ず、父の計らいで嫁探しをしてもらった。非常に聡明で美人の嫁、リベカを得た。
 異国の民の中に住んだとき、美しいリベカを狙う民族によって自分が殺されることを恐れ、リベカを妹と偽った。しかし、神の介入により、命拾いするどころか、その地の王から加護を得た。
イサクはその地に種をまくと、穀物は100倍の収穫をもたらした。
しもべたちが異国の民と井戸をめぐって争い事が生じようとした際に、イサクは争わず、自ら引き下がり、異邦人との和に努めた。その契約が終わった日、しもべ達は井戸を掘り当てた。
 

キリスト者の人生を彷彿とさせるのがイサクの人生であった。
 血で血を洗うような、あの時代にあって、イサクの人生は不思議なほどに平安と静けさに溢れたものであった。勿論、彼に困難がなかったわけではない。家庭に波風もあった。双子の息子の骨肉の争いさえ起こった。
しかし、イサクの人生は神の祝福に包まれた生涯であった。彼は、神が敷いた祝福のレールをのんびり走る汽車のようであった。恵みと祝福が絶えず先行していたのである。
 

キリストが敷かれたレールから脱線しないように、私達は生きたい。
いつ、どこで、何が起こっても、キリストを見失わずに、彼だけを信頼して生きたい。
 英語のプレイズ・ソングに素晴らしい歌があるが、その歌はベトナム戦争末期に作られたそうである。アメリカの未来に希望も灯りも見えない。
しかし、イエスが生きておられるから、明日が生きられる。そんな思いから書かれたそうである。
 「Because  He Lives」と言う歌だ。この歌に私はいつも励まされる。
 主は生きておられる。だから明日を生きよう、と日本語は訳した。
 

 最近知ったのだが、誰かが素晴らしい訳文を書いてくれていたのを見つけた。
その最後の節、英文にはこうある。
And life is worth the living just because He lives
この部分をこう訳してくれた。
 「主が生きておられるだけで、人生は生きる価値がある」
 Worthと言う言葉、それは「別のあるものと交換したとしても、十分に等しい価値がある」と言う意味を持つ。
 財産や健康、さらにはいのちを失ったとしても、イエスを信じるなら、十分すぎる価値があると考える。
そして、どんなに今が辛くても、先が見えなくても、イエスと生きるなら、それだけでそこに価値がある、と歌う。
 神の恵みののレール、その先など何も見えない。でも、イエスの敷かれたレールなのだから、悪い筈がない。不安も心配もイエスが一緒なら、怖いはずがない。!Because He livesだから・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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