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■ マルコもテモテも主が選ばれた / 使徒の働き15:30~16:3 (2014-08-10)

今週の礼拝は、教会の青年達がプロデュースしてくれた。
様々紆余曲折もあったとは思うが、賛美も司会も新鮮味豊かで主と彼らに感謝した。


 自分の若い日、無鉄砲と大胆と決断が懐かしく思い出される。
 否定的な面として他者の迷惑など殆ど顧みない自己中的なことを平気でしていた。
 肯定的な面は決して後悔しない実行力と、あくまで先を案じないことだったか。
 今の苦労など先ず悩まない点が、私独特の持ち味だったかも知れない。
それは未来になっても苦労を厭わないことではない。
 今でさえ、そういう生き方をしている自分がいる。
 

 若い時だから出来る、許されることだって確かにある。
 当然、失敗多々あるだろう。
 恐れずチャレンジするもよいだろう。
しかし、後悔先に立たずと言われる様に、取り返しがつかないことだって少なくない。
 若い人には、それだけは忘れずに生きて欲しい、と思う。
 

パウロの言葉を聞こう。
 「すべてのことが私には許されたことです。しかし、すべてが益になるわけではありません。私にはすべてのことが許されています。しかし、私はどんなことにも支配されはしません。」第一コリント6:12
これこそ現代の若者に知って欲しい聖書の言葉である。
 人は常に自分の人生において、決して小さくない責任を負っていることを「いみじくも」教えられる。
 

 聖書に登場するマルコとテモテの二人の若者。
 二人の共通点は恵まれた家庭環境と、すべてにおいて面倒を見てくれた先輩クリスチャン達がまるで実の父の様に傍に存在し続けたことである。
 

マルコには自宅で家庭集会や、祈り会をする母がいた。
テモテには信仰を肌で教えてくれた祖母と母がいた。
 家族はユダヤ教を超えて、キリスト教の生きた信仰の人たちであった。
 

マルコにはペテロや従兄弟のバルナバという良き先輩がいた。
テモテにはパウロという厳しくも優しい父の様な存在があった。
 

 使途の働きの時代、シリヤのアンテオケにおいて、多数の異邦人キリスト者が爆発的に誕生した。
そして、そこをベースにして異邦人伝道がスタートしたのである。
 彼らはキプロス、そして地中海を渡ってアジヤに伝道の道を切り開いた。
 

あるとき、バルナバとパウロはマルコを助手としての旅であったが、何を思ったかマルコは途中で切り上げ一人エルサレムへ帰ってしまった。
この出来事は長い間、パウロの心からマルコに対する失望の念を拭いきれないものとなった。
 

バルナバはその間もマルコを何とかしていっぱしの伝道者に育てるべく世話した。
やがて訪れた再度のチャンスは以前伝道した各地を検分すべく「どうなっているか、見て来ようではないか」という一致したパウロとバルナバであった。
バルナバは当然、マルコを連れて行く積りであったが、パウロは断固として受け入れなかった。
 信用とは一度失うと恐ろしいものである。
パウロとバルナバは互いに激しく反目し合うほどに対立し、結局別々の方向への出発となった。
 凡そ当初の旅の目的とは程遠い感情を携えた旅行になってしまった。
 

しかし、この旅でパウロはデルベという町で、信仰面でも評判の良いテモテに出会い、旅の同行に誘う。
テモテとの出会いは、人間の強い我と弱さの果てに神が用意された素晴らしい実であった。
パウロはまるで我が子の様にテモテに接し、多少神経質で気弱であるが、純粋で真面目な青年を「熟練した教会指導者」としての姿をイメージしたのである。
 

この様にキリスト者の絆は思いがけなく脆弱な時もあるが、慈しみ深いキリストの憐れみによって、切っても切れない絆であることを覚えたい。
 如何なるサタンと人間の肉的判断で関係が歪み、決定的ダメージを与えられた様に思えても、キリスト者は本来の姿に戻れるのである。
それこそ、人間の力ではなく、主の摂理とみちからである。
 

 後、テモテに送られたパウロからの遺言の様な手紙の最後の一節に胸が詰る。
 『あなたは、何とかして、早く私のところに来てください。
デマスは今の世を愛し、私を捨ててテサロニケに行ってしまい、また、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに行ったからです。
ルカだけは私とともにおります。マルコを伴って、いっしょに来てください。彼は私の務めのために役に立つからです。』
 

パウロがテモテに向かって心を込めて書いた言葉。
 『マルコを連れて来て欲しい。彼は私の務めのために役に立つから・・・・』
これが神の摂理であり、キリストの世界である。
 

 

 

 

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