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■神を納得させた男/創世記22:1~24

今年の3月12日は日曜日である。

同じ巡り合わせは7年後にやっては来ない。

閏年があるため大体は11年後になる。

このこだわりは、私が神に捉えられた日であったから忘れられない日となった。

1978年3月12日、そこから39年目が今年にあたる。

 

クリスチャンにはならない、とんでもないことだ。

信仰、冗談じゃない、有り得ない。

そういう腹積りであったが、毎週礼拝には参加していた。

9カ月貶し(けなし)に貶して、迫害した妻のキリスト教だった。

礼拝に座っていたが、座っただけで心だってその場所に欠片も無い。

メッセージなど一切入らない。

入れないのでなく、入らないのである。

聞いていた筈なのに、一向に入って来ないとは、なんとも実に不思議であった。

聞く耳を持たなかったとは、あのことだろう。

取り敢えず妻や子供達と一緒に礼拝に座る。

それだけのために、仕事が忙しい日も付き合った。

決心したとおり、それを行動に移したのは情けないプライドの故だった。

 

今年の3月12日、今まで持ったことの無い感情が突き上げた。

おそらく牧師として2度と同じ3月12日の日曜日を迎えられないと思ったからか。

だが、有り難いことだ。

遅まきで救われ、遅まきながら神学校に通い、出遅れて芽吹いた牧師となって・・・

そんな者が間もなく23年目を迎えられるとはイエスさまって凄いや!だけである。

 

39年前のあの朝、退屈しのぎに聖書をめくっていた。

確かに退屈だった。

時間との戦い、忍耐との戦いでもある日曜礼拝。

既に2か月半近くは耐えていた。

早く礼拝が終えて昼飯が出て、そして帰宅したいと思う毎週の日曜礼拝。

 

分厚い聖書だからこそ、やはり最初から捲っていたのだろう。

元々分からない聖書を途中から読んでも、尚わからない。

エデンの園、兄の弟殺し、やがてノアの方舟・・・ああ、昔どこかで目にした物語。

アブラハムの話、ソドムとゴモラは酷い街だった。

天から降り下る硫黄の火の裁きは当然だった。

高台へ山へと逃げ惑うロトと家族。

人々の断末魔の叫びに思わず振り向いたロトの妻は塩の柱、コエ~!

逃げ伸びたロトの娘たちは何と父を酔わせ、子供をもうけた・・・。

これでも聖書?

そう、聖書であった。

 

アブラハムの物語は興味深い。

その朝、生まれて初めて聖書に魅入られた。

 

創世記22章

『これらの出来事の後、神はアブラハムを試練に会わせられた。

神は「アブラハムよ。」と呼びかけられると、彼は「はい、ここにおります。」と答えた。

神は仰せられた。「あなたの子、あなたの愛しているひとり子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。そしてわたしがあなたに示す一つの山の上で、全焼の生贄としてわたしにささげなさい。」

 

分けが分からなかった。

(ようやく恵まれた跡取り子を、なぜ神は生贄として捧げなさいなどと言われたのか。)

4節冒頭、「アブラハムは翌朝早く、ロバに鞍をつけ、二人の僕とイサクを連れて出発した。

(彼はどうして翌朝一番に出掛けられたのか?)

 

イサクとて6歳か7歳であったろうか。

生贄の動物がいないのを不思議に思って父に言うが、アブラハムはこう答えている。

「イサク、神ご自身が生贄の羊を下さるのだ。」

そして祭壇を築き、薪を並べ、その上に生贄とする息子を縛って乗せ、刀を振りあげる。

時に主の使いが彼を呼び、アブラハムを呼び止めた。

「その子に手を下してはならない。あなたが神を恐れることがよく分かった。」

 

そこから先は読まなかった。

思考が停止した。

(アブラハムはどうしてそれが出来たのだろう、彼はどうして神を信じきれたのか。)

俺に出来るだろうか?いや絶対出来ない。

だけど、彼のようにそこまで信じきれるものなのか。

でも、本当にそんな神が居るとしたら・・・

私は表面にこそ現さなかったが、確かに夕方までも消えないショックだった。

 

その夜、私の心を誰かが激しくノックした。

苦しかった・・何か言葉を発しなければ・・ドアを開かなければ。

そして妻に言った、「もし神が居るのなら、俺はこの聖書の神を信じてみたい」

1978年3月12日夜11時少し前、私は聖書の神を受け入れた。

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