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■ 人生すべて神の御手の中 / 使徒の働き16:25~34 (2013-02-03)

  • 使徒の働き16:25~34
  • 2013年2月3日
  • 読了時間: 3分

クリスチャンであろうとなかろうと、すべての人の人生は神のみ手の中!にある。 つくづくそう思う。 唯一誠の神、イエス・キリストの父なる神さまを知った人、信じた人はその言葉の意味を知ることになるが、誠の神を知らない人は知らないままこの世を去ってゆく。 確かにその人の人生はその人のものであるが、どう生きても構わないってもんじゃない。 たった一度の人生、大事に生きて欲しい、ということは、やはりイエスの愛を知って欲しい。 人間は自由であればこそ、選択することの大切さを知って欲しいのである。 人の心は自由であればこそ、ペテロの言葉を心に留め置く必要がある。 第一ペテロ2:16「この自由を罪になびき易い思いを満たす為に用いてはならぬ。」 と、私は意訳してみた。

今朝の礼拝前、二人の兄弟がバプテスマを受けた。 彼らは主と教会の前で証をし、今からをイエスに従い行く決心のバプテスマを受けた。 そして教会員としての人生を歩み出す。 「神の家族」として、神と教会につながり、共に礼拝を守り信仰生活に入った。 素晴らしい決断である。 昔、不遜な私は「ああ、これで私の人生から日曜という、楽しい日はなくなったのか・・・」などと思ったものである。 あれから35年!教会員として日曜の礼拝に参加できる人生を選んで、つくづく良かったと思う。

私達は人生に於いて重ねる「礼拝に拠り」、信仰が励まされ、そして整えられることを忘れ易い。 礼拝において何か特別大きな体験とか、記憶に残る何かが無くとも、私達は礼拝を通してすべての必要が恵まれるのである。 同信の友と顔を会わせ、賛美歌を歌い、メッセイジを聴き、終わりに頌栄と祝祷によって、再び世に送り出される。 クリスチャンは日曜に教会に集まる、というより、教会に帰り、教会から出発するのである。 だから、もし礼拝に行かなければ帰る所はこの世であり、出発もこの世となる。 「そっか~、分かったぞ~」などと、35年通ってみて悟らされた。 人間、やはり神の家に帰り、神の家から新しい出発が出来ることは素晴らしい祝福である。

週に一度の礼拝と人々との交わりと出会いは文字通り「点」にしか過ぎないかも知れないが、人生そこそこ過ぎた場所から振り返ってみれば、それは間違いなく一筋の線となる。 主からの素晴らしい祝福である。 それは自分ひとりの足跡だけでなく、主イエスが共に歩んでくれた足跡だからである。

バプテスマの水を通っての新しい人生は文字通りのヨーイ・ドン!である。 それは信仰のマラソンと言える。 決まったコースなど無い。 あなたの生き方がコースとなる。 それはまさしく神の国を目指して進むマラソンである。 回り道もコースの内かも知れないし、道草やのろのろ歩きもコースの内かも知れない。 何はともあれ、主に向かって生きているなら良しである。

振り返って考えると、私など随分と勝手なコースを走ったものだった。 勿論、振り返らずとも対して大差ないのであるが・・・ あるときはゴールから完全にそれたコースだったし、立ち止まったし、逆戻りもした。 それでも今があるのは、イエスの寛容と忍耐、そして憐れみと愛あるのみだった。 まさしく「人生、すべて神の御手の中」である。

35年間、中々「His(JESUS) Way」にならず「My Way」でしか、なかったように思えてしまうのに、よくよく考えて見れば神さまの深い配慮、つまり摂理の中で生きて来られたからこそ今がある、としか言い様がない。 実に「ほむべきかな、主の御名」である。

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