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■ 聖霊があなたを動かす / 第二コリント3:6~18

聖霊(神の御霊)はクリスチャンだけに働くのではない。 誠の神を信じていない人々にも同様に働かれる。 これは誠に信ずべきことである。 それが証拠には、不信仰、無信仰な彼らが救われ行く経緯と結果を見る時に、聖霊があきらかに働いておられるのを知るからだ。

例えば昔、私が聞く耳も見る目も心も持たなかったとき、勝手気儘に開いた聖書の箇所を通して聖霊は働かれた。 偶然に開いたこと自体も、神の働きであったのだと思う。 キリストも十字架も分からない、分かろうともしない私に対して、アブラハムの信仰が私に向かって突きつけられた。 「あなたはアブラハムが信じた神を知っているか?アブラハムの神を信じるか?」 それは半日程の時間の中で激しく迫り、私の心をノックし続けた。 聖書のせの字も分からない者は、釘付けにされたかの如く、神は応答を迫られた。

聖霊はすべての人に働かれる。 このことを世のクリスチャン達はもっと知らねばならない。 御霊は自由「に全ての人の心に働き」、揺さぶっている。 『聖霊はあなたを動かす』これを信じなくて、神の何を信じるのかと、問いたい。

私自身は実に傲慢である。 神さまは長いこと、この部分に働いて来られた。 昔よりは大分変えられたとは思うが、実に厄介な部分である。 なぜこれほど厄介なのか? それは私が神に譲歩しない、介入させないからだ。 人間とは各も頑固で面倒な存在なのである。 しかし、神は必ず結果を出される。 人に出来なくとも神には出来るからだ。 どの様にしてか、考えることは愚かである。 神には神の方法があるからだ。

 傲慢な人間が変えられて謙遜な者となる。 私は本当に謙虚な者になれるだろうか?ではなくて、キリストが私を、あなたを変えて下さるのだ。 大切なことは、これを信じるか否かだけだ。

「御霊は生かし、文字は殺す」《第二コリント3:6節》 確かにそのとおりである。 律法は人間を生かすことは出来なかったが、御霊は私達の内側を揺さぶり、駆巡り、キリストの息吹を吹きかけ、いのちの水を注ぐ。 融けなかった氷の様な心が、砕かれなかった岩の様な人間性が、キリストの愛によって融けて砕かれ流れさる。 神の再創造である。 神のリサイクルである。 聖霊が私を、あなたを動かすとき、古いものはすべて過ぎ去り、すべてが新しくなる。 神の御霊はあなたを生かす。 あなたが聖霊を動かす、のではない。

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