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新約聖書 / マルコの福音書
- 2004年6月20日
■「十字架を背負ったお父さん」 / マルコの福音書15:12~21
偶然? イエスが十字架につけられる過程が、「パッション」という映画で克明に表現されておりました。鞭打たれ傷ついた主は、もう歩けないほど弱っていたのです。そこへたまたま通りかかったクレネ人シモンと言う男が、イエスの十字架を運ばされました。彼は十字架を背負わされたのではなく、...
新約聖書/テトスへの手紙
- 2004年6月13日
■「生涯を賭けて後悔しないこと」 / テトスへの手紙3:12~1
異邦人伝道者 テトスは当時にあって珍しい異邦人伝道者、そして牧師と言えます。他はすべてユダヤ人だったのです。異邦人(つまりユダヤ人以外)への伝道と宣教に人生を賭けたパウロにとって、テトスは愛する我が子のようであり、そして同労者でした。そして、私たちの目には強い人、と言うイ...
新約聖書/テトスへの手紙
- 2004年6月6日
■「奴隷から相続人へ」 / テトスへの手紙3:1~11
肉の奴隷 日本人社会に起こっている凄惨な事件を知って、特に感じることがあります。それは、「自由というものをはきちがえた私たち」ということです。通常、私たちは考えます。何でも出来る事が自由である、と。でも、その自由によって、誰かが泣いたり、傷ついたり、死んだりしています。と...
新約聖書/テトスへの手紙
- 2004年5月30日
■「主は生きておられる」 / テトスへの手紙1:15~2:15
神の憐れみ 私の知り合いに零細企業の社長さんがおりました。彼の葬儀に2千人近い人が参列しました。芸能人でも政治家でもありません。彼の徳とも言える葬儀でした。人を愛し、人に愛された人生そのものでした。神の憐れみがたくさんあった人生ですが、彼に欠けたものがありました。それは救い...
新約聖書/テトスへの手紙
- 2004年5月23日
■「器は練り直される」 / テトス1:1~11
書簡の中でポピュラーに登場する名前はテモテという名です。特に若い人たちの見本として語られる名であり、手紙の内容も有名なみことばの宝庫です。しかし、テトスという人を見る時、彼はパウロの伝道において、欠かすことの出来ない存在でした。その存在感はコリント人の中では際立って輝いてお...