検索
旧約聖書/ヨナ書
- 2004年9月26日
■ 「暗闇の祈り」 / ヨナ書1:14~2:10
神の御顏を避け、期待と命令に反してヨナは逃げましたが、神の愛と召しは変わりせんでした。そうです、いつもそうなのです。神は御自身を偽ることも、裏切ることも出来ません。人間とは大違いです。本心と建前という、サーカスの二頭立て乗馬のように自身を使い分ける私たちとは天と地の差があり...
旧約聖書/ヨナ書
- 2004年9月19日
■ 「あなたのニネベは?」 / ヨナ書1:1~17
旧約聖書に数ページしかないヨナの物語。一見、ユーモアな子供向けのお話のようです。 しかし、そこには深刻な国と国の力関係、そして神を信じ、神から言葉を授けられた預言者ヨナの苦悩と呻く姿が浮き彫りになって参ります。イエスの言葉にも、ヨナは重要な意味を表す男として語られています...
旧約聖書 創世記
- 2004年8月8日
■ 「神に向かう」 / 創世記32章1~29
人間の画策 今、ヤコブは20年振りに帰る懐かしい故郷を思っていました。本来ならそれは楽しい旅の筈でした。家を出る時は何も持たず、一人淋しく出立したのですから。しかし今は多くのしもべ、家畜、妻と子供、非常に裕福になって故郷へ錦を飾って帰る道でした。しかし、故郷が近づくに連れ...
旧約聖書/士師記
- 2004年7月25日
■「この弱き者、小さき者、欠けある者」 / 士師記6:1~23
「その頃、イスラエルには王がなく、めいめいが自分の目に正しいと見えることを行なっていた」 この言葉は私の脳裏に強く印象づけられました。そうです、私たちの国、愛する日本、そして私たち日本人にピッタリの言葉と思いませんか?王がいない・・そうです。天皇も首相もいますが、精神的支...
旧約聖書/詩編
- 2004年5月9日
■「神よ、なぜですか」 / 詩篇89:46~52
人はその人生で、誰もが悩み、苦しみがあります。神の民(クリスチャン)であるならば、苦しみが与えられた意味を知りたい、と思うのです。新約聖書の「へブル人への手紙」では、神はその愛する子(信仰者)に対し、ムチをもって懲らしめるが、それは憎しみの故ではなく、「子として扱っておられ...