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第一列王記19:8~21
- 2006年8月6日
■ あなたはそこで何をしているのか / 第一列王記19:8~21 (2006-08-06)
預言者エリヤは死を望んだ。 彼は心身共疲れ果てていた。今、彼の目に映るものはむなしい人間世界だけであった。 考える気力もなかった。彼は目を閉じた。閉じこもった場所は洞穴である。彼の魂の居場所に相応しいものであった。洞穴には先がない。向こうがない。行き止まりである。丁度、...
第一列王記19:1~8
- 2006年7月30日
■ 燃え尽きた預言者 / 第一列王記19:1~8 (2006-07-30)
「主よ、もう十分です。私の命を召し上げてください。私は決して特別な者ではないのですから・・・」 エリヤは呟いた。三年に及ぶ壮絶な戦いが彼を燃え尽きさせたのか。生きること、神のことばに聴き従うこと。偶像礼拝に明け暮れる人間社会との戦い。国を憂い、創造主への帰属のために一人戦...
第一列王記18:36~46
- 2006年7月23日
■ 信ずる天(そら)には雲も湧く / 第一列王記18:36~46 (2006-07-23)
エリヤはカルメル山で、バアルという偶像の預言者450人を向こうに回し、たった一人主の前に立った。彼は祭壇を建て直し、生贄を並べ、水をくまなく注いで濡らした。祭壇のすべてに水をかけた。人間が火をつけようにも燃えようがなかった。彼は天を見上げ祈った。 ...
第一列王記18:14~40
- 2006年7月16日
■ 450対1 / 第一列王記18:14~40 (2006-07-16)
イスラエルの王、アハブは神からの預言者エリヤに言った。「エリヤ、お前か、イスラエルを煩わすものは。」 エリヤはアハブに言った。「あなたこそ、この国を煩わす者です。主の命令を捨てたのです。」 この日本はクリスチャンを煩わす。この国はクリスチャンにとって非常に生きにくい世であ...
第一列王記18:1~15
- 2006年7月9日
■ 生かされて / 第一列王記18:1~15 (2006-07-09)
人は神にあって生かされている。だから生きている。 自分の力で命を延ばすことなど出来ない。自分の知恵で長生きなど出来ない。人間はあたかも自分の努力と知恵、鍛錬と節制によって長生きしたりしていると錯覚するが、決してそうではない。勿論それなりの影響を体に与えることは出来ても、命...