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- 2018年2月4日
■向こう岸へ渡ろう/マルコ4:35~41
或る日の夕方、イエスが弟子達を促された「さあ、向こう岸へ渡ろう!」 ガリラヤ湖のほとり、大勢の群衆を前にしてイエスは神の国を語っておられた。 舟のへりに腰掛けて話されていたが、イエスは急に何かを思い出されたようにいわれた。...
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- 2018年1月28日
■霊妙なる主の調べ/創世記11::22~32
遠い昔、創世記の時代、ある家族が慣れ親しんだ故郷ウルを後にした。 ウルという町はペルシャ湾に向かって流れる二つの大河、ティグリスとユーフラテスが一つになって合わさる一歩先にあった。 土地は肥沃で、貿易も盛んな町はカルデヤ人の住む町として、月神礼拝が中心の生き方だった。...
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- 2018年1月21日
■キリストは我がすべて/ヨハネ14:16~27
イエスは言われた、「わたしが道であり、真理であり、命である。」ヨハネ14:6a 非常に有名な聖句、信仰に入った40年前から気に入っていた。 あれから何十年も経ってから考え直した、というより改めて聞かされたかのようだった。 そして思わぬことに気がついた。...
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- 2018年1月14日
■あなた次第/ルカ 6:6~11
人生はその人次第である。 確かにこの世は思うように行かないが、取り敢えず自分の人生は自分次第である。 私自身、クリスチャンになった時から、信仰の道が自分の思い通りにはまったく行かないことを悟らされた。 聖書を読み程に、聖書の言葉が理に適っているというか正しいのである。...
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- 2018年1月7日
■時空を超えて/申命記34:1~12
毎年晦日から新年へと明けて行く時期になると、私には決まって込み上げる感情がある。 ネボ山の頂上、ピスガの頂から、約束の地を見渡すモーセ、はるかに北から南まで、遠く西の海すなわち地中海から足元に控える死海まで、カナンの地は彼の目にどう映ったのか。...
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- 2017年12月31日
■たかが教会、されど教会、だから教会/マルコ2:1~12
すべての人類が聞くべき一番大切なメッセージがここにある。 マルコ2章一節からの数節。 「聞く耳のある者は聞きなさい。」と、イエスは常々語られた。 先ず、人は明日死ぬかも、いや今日死ぬかも分からない。 突然の不幸、悲惨な事故、亡くなった人には何の過失も責任もないのに、突然とし...
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- 2017年12月31日
■たかが教会、されど教会、だから教会/マルコ2:1~12
33歳でクリスチャンとなり、教会へ通い始めた。 いわゆる熱心な教会通いとは思わなかったが、欠勤することだけはしなかった。 行き出したら行くがモットーなのか癖なのか分からない。 あれほど嫌だった教会へ初めて自分の足と気持ちで踏み入れたのが、つい何日か前のクリスマスの夜だった。...
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- 2017年12月24日
■「ヘブル書12:2」出エジプト20:16~17
アドヴェントの期間もあえて、十戒にこだわった。 クリスマス礼拝も十戒だった。 絶対オカシイと言われる前に、自分でもオカシイと思う、と会衆に言った。 世にもオカシイ牧師は「御子イエス御誕生」お祝いの朝、十戒を喋っていた。 何故、今ここで十戒なのか?...
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- 2017年12月17日
■汝、殺すなかれ/出エジプト10:13~15
十戒の6番目、ヘブル語聖書の英訳文がこう書いている 『You shall not murder』 (あなたは(絶対に)殺してはならない義務を負うている) SHALLは非常に強く重たい言葉である。 原義としては義務、負うという意味である。...
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- 2017年12月10日
■主の日は誰のもの/出エジプト20:7~11
イエスがユダヤ人指導者達から特に批判、非難を受けた理由は安息日に人々を癒やしたことにある。 だから殺された、とさえ言えるのだ。 それだけで?とも言えるが、他に訴える理由が無いほどに、イエスの為されることにケチをつける理由が無かったと言える。...
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- 2017年12月3日
■もんじは殺し、御霊は生かす/出エジプト20:4~6
十戒に興味を示すクリスチャンは少ないと思う。 十戒は厳しい、暗い、遠い昔の律法・・・ だが、イエスは言われた。 「わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためと思ってはならない。廃棄するためではなく成就するために来たのである。」(マタイ5:17)...
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- 2017年11月19日
■十戒とキリスト/出エジプト20:1~4
本来、聖書が教える神は漢字が現す意味の「神」ではない。 日本語に訳したからそ、うなっただけである。 ヘブル語ではYHWEヤハウェと呼ばれた方。 モーセがエジプトに派遣された際、彼は主に問うた。 もしエジプト人が「お前が言う主とは何ものだ?」と聞かれたら何と答えましょうか?...
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- 2017年11月12日
■新しい葡萄酒と古い皮袋/ルカ5:27~39
『誰でも新しい葡萄酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。 そんなことをすれば、新しい葡萄酒は皮袋を張り裂き、葡萄酒は流れ出て、皮袋も駄目になってしまいます。』ルカの福音書5:37 新しい葡萄酒の発酵力は凄まじい。 酵母菌の激しい活動に対して古い皮袋は耐えることが出来ない...
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- 2017年10月1日
■わたしを知る者が父を知る/マタイ4:17~21
イエスの宣教第一声、「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」 悔い改めるとは、「立ち返ること」である。 立ち返るとは「帰る、戻る」である。 どこへ戻るのか? どこへ帰るのか? ルカ15章の放蕩息子は「父の家」であり「神の下」だった。...
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- 2017年9月24日
■末路・end/第一サムエル記18:1~16
もし誰かが、あなたの持っていない賜物とかタレントを持っていたとして、それを目にした時、あなたは嫉妬しないだろうか? それとも心から素直に喜んであげられるだろうか? 多かれ少なかれ、僅かに微妙であれ、100%素直でいられない感情を持っている自分があるとしたら、と思わされるのが...
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- 2017年9月17日
■衰退と台頭/第一サムエル16:1~23
ある書物に榎本保朗先生の言葉があった。 「預言者にとって一番大切なことは、神のことばを深く聞くことである。 エレミヤは『主は私に言われた』『主のことばが私に臨んだ』と必ず言う。 私達も神のことばを深く聞き、心豊かな生活をしたいものである』...
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- 2017年9月10日
■あなたの神/Ⅰサムエル記15:1~9
創世記の時代、創造主は人に対し直に語られた。 但し、全ての人に語られたのではない。 聞く耳のある人間だけに語られた。 ノア、アブラハム、イサク、ヤコブ・・・。 そして次の時代、創造主は預言者、祭司という極少数の人にだけ、ご自身を現された。...
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- 2017年9月3日
■主はわがすべて/Ⅰサムエル記14:24~35
サウルが王となり、イスラエルが永遠の宿敵に向かおうとしていた時。 それはイスラエルという国が生まれたかばかりの時、先住民族とも言えるカナン人、ペリシテ人及び少数民族が連合軍を組んでヘブル人達の集落に攻め込もうとしていたのであった。...
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- 2017年8月27日
■ヨナタン/Ⅰサムエル記13:9~14:6
『私達の間でも神のことば(聖書)を聞くことを好む人は少なくない。 しかし、神のことばを選び取る人、それに従って生きようとする人は少ない。 また、神のことばが自分の思いと同じである場合にだけ、従おうとする人はいるが、徹底的に御ことばに従う人は少ない。...
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- 2017年8月20日
■私は私をあきらめます/Ⅰサムエル記13:1~15
今から3000年以上前であるが、パレスティナ地方(当時はカナンと呼ばれた)に短期間であったが帝国が生まれたらしい。 それが旧約聖書の語るペリシテ人の王国だった。 彼らに隣接して住んで居たのが、イスラエル部族だった。 両者は絶えずぶつかり、小競り合い、そして戦争があった。...