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■ ノア最終章・たまに後ろ向きも悪くはない / 創世記9:18~29 (2008-09-21)
どんな人も、その人生において、限りなく失敗する。 人は実に、失敗する生き物である。 聖書の登場人物は皆、失敗した。 しかし、そこに自分を見る。だから、共感する。失敗を共感するところに、救いへの道が開かれる。他人事と決め付けて、無視し続ける人は、心が開かない。 ...
創世記9:18~29
2008年9月28日
■ ノアその7・契約のしるし / 創世記9:8~17 (2008-09-14)
温暖化現象の一つではかった。 創世記、ノアの時代の大雨と洪水の意味である。 天と地を造られた神さまは、この世界を全く新しい世界、つまり自己中心的な人間や、利己的な人間を一掃して、正義と清さを求める人間界を造ろうとされた。だから、地のすべてが呑み尽くされた様な、未曾有の大洪...
創世記9:8~17
2008年9月14日
■ ノアその6・血は命だから / 創世記9:1~7 (2008-09-07)
箱舟から降りたノアと家族に向かって、主はあることを語られた。 それは「血は命である」ということであった。 旧約聖書は基本的に、血を飲んではならない、である。肉は食べても良いが、血を含んだ肉は食べてはならないのである。血は動物の命であるから、命を飲んだ、食してはならないので...
創世記9:1~7
2008年9月7日
■ ノアその5・生きよ / 創世記8:1~22 (2008-08-31)
箱舟はシンボルである。 それは、救いのシンボルである。 そこに入った者は救われる。入らなかった者は永遠に滅びた。 大雨が来る前には、箱舟は無用の長物であった。渇いた高原の様な土地に、何で舟が必要なのか。おそらく、人々は舟とは思わなかった。海を知らない世界である。 ...
創世記8:1~22
2008年8月31日
■ 何もしないことの贅沢 / こころのままに (2008-08-21)
私はこの夏、誠に自分勝手ながら、三週間の休暇をとらせていただいた。 思うに子供の頃からは50年ぶりの長い夏休みであったが、実際は何とも短く感じた次第である。実に贅沢な時間であった。 この目的は、「何もしない」ことであった。すべての仕事、教会奉仕からも離れた。 ...
chofuminami
2008年8月21日
■ 古いものは過ぎ去った / 第二コリント5:17 (2008-08-03)
日曜の夕方、たわいないような内容であるが、毎週胸が熱くなるようなテレビ番組がある。 タレントの一人が日本の田舎に行き、一般の家庭に一晩の宿を求め、泊まらせてもらい、夕食をいただき、その家族と交流をし、朝が来てお返しになんらかの作業をし、別れを惜しみながら送り出してもらう。...
第二コリント5:17
2008年8月3日
■ その4・万が一はやってくる / 創世記7:6~23 (2008-07-27)
万が一はやってくる! 万が一もある・・のではなく、やってくる。人は年齢を重ねると、それまでの人生での体験において、不思議はあるものだ、とつくづく悟るようになる。 若い日は橋がなくとも、足を踏み出した。出たとこ勝負で何とか潜り抜けた。しかし一方で、人生とは本当に思うように...
創世記7:6~23
2008年7月27日
■ ノアその3・あなたはわたしの前に正しい / 創世記7:1~5 (2008-07-20)
Ark・・・英語では「箱舟」と言わない。アークと呼ぶ。 但し、ノアのアーク、と言う。Arkとはドデカイ平底船とか、不恰好で大きい乗り物とか、「大きくて変てこな家」とも言うらしい。 しかし、arkの意味は「安全な避難所」が最も相応しい。...
創世記7:1~5
2008年7月20日
■ ノアその2 / 創世記6:9~22 (2008-07-06)
世の中、大混乱である。原油に関わる全てのものが値上がり、特にガソリンの値段は大変なものである。そして、地球温暖化問題と食料不足。本当に終末を予兆させるような世界環境の異変であるが、冷静に考えると、人的要素が著しく多いと思う。先物取引は原油、穀物の需給を逼迫させ、バイオ燃料需...
創世記6:9~22
2008年7月6日
■ ノアその1 / 創世記6:1~8 (2008-06-29)
創世記、何とも別世界の物語のようであるが、実に人間の本質をついている。 人間社会そのものは、時代、文化と共に確かに進化している。しかし、人間そのものは、本質的に大昔の人間と全く同じ、ということである。 例えば、こういうケースを考えてみた。現在社会で、生まれたばかりの赤ん坊...
創世記6:1~8
2008年6月29日
■ 信仰と不信仰は紙一重 / マルコ9章14~29 (2008-06-15)
私は実に不信仰者である。但し、無信仰者ではない。 でも、他者から「あなたは不信仰です」と言われたら、きっと腹が立つと思う。 まあ自分が信仰に篤いとか、信仰深い、などと自答自問、自覚、自認、そして否定しているうちは、実に可愛い(幼い)者であると思う。 ...
マルコ9章14~29
2008年6月15日
■ リバイバルがやって来る / ヨハネの福音書4章1~42 (2008-06-08)
リバイバル集会が近づいている。 リバイバル・・言葉本来の意味は、宗教的に用いるなら「生き返ること」である。 大衆の信仰心が再び活性化する現象、またそれを目的とする運動を言う、と辞書にある。 リバイバルが必要の無いキリスト者はいない。 ...
ヨハネの福音書4章1~42
2008年6月8日
■ たとい今は分からずとも、やがて後、あなたが知る時がくる / ヨハネ13章1~13 (2008-06-01)
この五月、アメリカのプロゴルフ・ツアーで日本人選手が優勝した。 今田竜司選手、31歳である。遂にメジャーで花開いたが、彼は14歳で単身渡米し、将来のメジャー・プレイヤーを目指した。17年間、他人には理解できない試練があったと思う。 ...
ヨハネ13章1~13
2008年6月1日
■ 神は愛なり / マタイ2章1~16 (2008-05-25)
マタイ2章26節、こんな記事がある。 「その後、ヘロデは、博士たちにだまされたことがわかると、非常におこって、人をやって、ベツレヘムとその近辺の二歳以下の男の子をひとり残らず殺させた。その年令は博士たちから突き止めておいた時間から割り出したのである。」...
マタイ2章1~16
2008年5月25日
■ 聖霊に導かれなさい / ガラテヤ人への手紙5:13~26 (2008-05-18)
今週は1トンの不発爆弾撤去作業のために、礼拝は朝の7時開始であった。 爆弾は当然怖い。だから万が一を考えて、中心から半径500M内に住む人々は皆、退避させられた。 そして、現代は更に怖い時代である。 何故か?多くの人間が、その内側に爆弾を持っていて、それを突然爆発させる...
ガラテヤ人への手紙5:13~26
2008年5月18日
■ 私は勿論、良い麦? / マタイ13章24~43 (2008-05-04)
子どもの頃、時々農作業を手伝わされた。 木枯らし吹く畑で麦を踏んだ。すると、麦は踏まれることにより、穂をつけてもしっかり立っていられるようになる。 熱い6月初め、麦刈りが待っている。チクチクする麦穂の針と、むし暑さだけが記憶に残っている。...
マタイ13章24~43
2008年5月4日
■ イエスさま、私に何をされるのですか! / マルコ5:1~20 (2008-04-27)
ある日、イエスの一行はガリラヤ湖の岸辺にある、村にやってきた。 そこはギリシャ人が住み着いた村で、風習も建物もギリシャ風であった。 すると、一人の男がイエスを迎えた。 その男は汚れた霊にとりつかれ、誰も彼を押さえつけられず、墓場に鎖でつながれていた。 ...
マルコ5:1~20
2008年4月27日
■ 私は私の神を信じる / ヨハネの福音書9:1~12 (2008-04-20)
「神を信じるキリスト者にとって、最も難しいことは?」とシャルル・ド・フーコー宣教師は問うた。彼はサハラ砂漠で殉教した人だ。 それは「神を信じること」であるそうだ。「?」と考えてしまう人も多いだろう。 だが、私もそう思わされる場面が多々ある。 ...
ヨハネの福音書9:1~12
2008年4月20日
■ 天の御国は・・・・・? / マタイ13章44~52 (2008-04-13)
神の国と天の御国は違う。 どこが違うかというと、神の国は、時として私達のただ中にあるものだが、天の国は文字通り天の彼方にあるからだ。 では、神の国はどうあるのか? 神の国は天にあるが、時として地上に点在もする。イエスさまはそう仰られた。 ...
マタイ13章44~52
2008年4月13日
■ たかが1デナリ、されど1デナリ / マタイ20章1~16 (2008-04-06)
イエスさまの時代、労働者の一日分の労賃は「1デナリ」と言う単位であったそうだ。 しかし、1デナリは決して暮らしを豊かにするものではなかった、と言われる。もしかしたら、ギリギリの生活水準であったかと思われる。だが、それでも何も入らないよりは、はるかに助かった。 ...
マタイ20章1~16
2008年4月6日




